社員インタビュー
Interview 007
M.N
部署:渉外部 営業チーム
入社年:2018年(新卒)
お客さまが何を求めているのかを考え
社内事情も踏まえて調整し交渉に臨む
渉外部の営業チームで、お客さまとの新規開発車種の受注価格の折衝、量産車種の納品管理、設計変更に伴う価格と実施期の調整などの業務に携わっています。交渉の際は常に、お客さまがどのような情報を必要としているのかを意識しながら話すようにしています。私は営業として、お客さまは購買として、お互いの立場というものがあり、それに基づく主張があります。互いの要求を全て成立させることは難しく、なかなか折り合いがつかないこともあります。そんな中で社内調整に苦心しながらも理解を得、またお客様の理解を得ることができた時には大きな達成感が得られます。交渉の前に、相手の反応を予測することも大切。たとえば、この回答だとお客さまは困るだろうから、円滑に交渉が進められるように事前に社内調整してから持っていこうとか。営業にもお客さま本位の人、社内事情本位の人というように人それぞれスタイルがありますが、私はできるだけバランス良く双方の意見を取り入れるように心がけています。
長い時間をかけて完成した製品が
お客さまの手元に届いた時の喜び
自動車は開発から約2年間かけて、試作や検証などを経てようやくお客さんのもとにわたります。今は入社から数年なのでまだ2車種ほどしか担当していませんが、その間、さまざまな要望に応えながら製造した製品が、実際に路上を走る自動車に搭載されお客さまの手元に届いたことを思うと、うれしさがこみ上げてきます。そこまでにかけた交渉の時間やお客さまとのやりとりがしみじみと思い出されますね。入社前はあまり自動車に興味はなく、外見がカッコイイからという程度の理由で選んでいましたが、働き始めてからは、エンジンルーム内も見てから買いたいと思うようになり、またカタログに書いてあることも理解できるようになったので、じっくり目を通していろいろな車種を比較検討するようになりましたね。今後は電気自動車が普及して、自動運転も進化するなど、どのように自動車が変革していくのか楽しみです。
高度な技術資源のバックアップ
更なる高みを目指して競争力を高める
JCSの魅力の一つは親会社の強力なバックアップが我々の技術力を高めている点です。どの親会社もそれぞれの分野で高水準な製品を開発している企業であり、その親会社から高度な技術でのバックアップを頂けることは、更なる高みを目指して競争力を高める原動力になってます。また、技術情報だけではなく最新の市場動向情報をシェア出来る点も大きいですね。今後JCSがどのように進んでいくべきなのかの道標になります。自動車の電動化が進む中で、バッテリークーラーを受注出来たのも、これらのバックグランドのお陰だと思っています。現在、自動車業界は変革の時代を歩んでおり、求められる部品や性能も目まぐるしく変わってますが、時代のニーズに合った製品提案が出来ることをJCSの強みとして、これからもお客様に喜んでもらえる製品を提供し続けたいと思います。