社員インタビュー

Interview 008

Y.M

部署:製造部 山口プラントチーム

入社年:2000年(新卒)

広島よりも小規模でアットホーム
リーダーとして、聞く力を鍛えたい

地元は山口県なのですが、県外に就職したいという希望があり、JCSへ。当時は山口工場がなく、広島に勤務していましたが、山口工場ができたタイミングで地元に戻ってくることになりました。広島の本社に比べると規模が小さく、人数も3分の1くらいなので、みんなが顔見知りで風通しが良い環境だと思います。私は製造グループのリーダーという立場ですが、できるだけメンバーの意見を引き出すために、聞く姿勢をもって接するように心がけています。自分からの一方的ではなく相手に合わせて臨機応変に、引っ張っていけるリーダーが理想。私が若かった頃も、親身に話しを聞いてくれる上司が頼りやすいと感じていましたから。

生活環境に不安はありつつ無事に任務完遂
言葉の壁を超えたコミュニケーション

JCSの海外拠点の一つであるメキシコ工場に、3年間赴任していた時期がありました。やはり行く前は慣れない生活環境に対して不安が大きかったですね。でも実際に赴任してみると、食べものはお肉がメインですが口に合わないということもなく食生活には困りませんでした。安全面でも注意が必要でしたが、行動に気を付けることで何事も無く過ごせました。メキシコ工場での私の役割は工場の管理監督と現地スタッフの教育。ちょうど当時は新機種の立ち上げのタイミングでもありました。現地ではスペイン語がメインで、最初は言葉の壁を感じたのですが、全てを通訳に頼るのではなく、自分でも勉強して、できるだけ直接コミュニケーションをとるように心がけました。英語も全く話せなかったのですが、なんとかなるものです。現地の人は、良い意味で仕事に対して気楽に取り組んでいるので、そんな彼らの明るさにはものすごく救われました。ただ、曖昧な表現だとこちらの意図が伝わりません。ダメなものはダメとストレートに伝える方がコミュニケーションは上手くいったと思います。たった3年間でしたが、国内ではできない貴重な経験をたくさん積むことができて、幅広い考え方ができるようになったと思います。

ロボット化が進む製造現場でも
やはり人の力、若者の力が必要

人から機械へ、製造現場では自動化が進んでいることを実感しています。ロボットの性能も上がって、人の作業負担が軽減されているのも事実です。そんな中でもやはり人の力は必要で、若い人が工場で働きたい、ものづくりに携わりたいと思ってもらえるように、われわれ自身が充実感を感じ、自信を持って彼らを迎えられる環境をつくっていかなければならないと思います。山口工場は比較的若者が多く、意欲や頑張りが評価されるような雰囲気も高まっています。たくさんの若者が生き生きと働ける明るい職場を目指したいですね。