社員インタビュー

Interview 015

M.W

部署:製造部 本社・成型システムチーム

入社年:1990年(新卒)

日ごろから全員としっかりコミュニケーション
何事も率先垂範しチームの信頼を得られるリーダーに

入社して33年、熱交換器のもの作りに始まり、海外拠点での工場責任者も経験し、現在は本社工場のシステム製造チームと成型製造チームのリーダーとして製造現場を広く見る立場にあります。システム製造チームではユニットを組み立て、検査、出荷。成形製造チームは、樹脂材を溶かして金型に注入しHVAC用のケースやFANなどに成形。両チーム合わせて140名くらいですが、基本的なあいさつを交わしながらコミュニケーションを重要視し、問題点があれば事実を5W1Hでヒアリングし、メンバーと協力しながら一つ一つ解決策を見出していくことを心掛けています。何事にも率先垂範し、信頼関係を築き、チームを牽引できるようなリーダーを目指したいですね。

中国にメキシコ、海外でしかできない経験
成果もアクシデントも、自分の財産になる

4年間メキシコに赴任していました。以前、中国でも4年の赴任経験があり、海外勤務は2度目でした。メキシコは安全を確保する為の行動制限があったものの、生活面や仕事面では特に問題は無かったですね。私の場合、赴任が決定してから現地に赴くまで1カ月程度、ゆっくり準備している時間が無かったのですが、「まあ現地のメンバーとコミュニケーションを取り、簡単な現地の言葉を覚えるくらいで、あとはなんとかなるだろう」と気楽に構えていました。で、やっぱり何とかなりました(笑)。現地でのポジションは工場長、製造領域のマネジメントを担いながら、現地メンバーが各マネジメントポジションを担う人材に育ってもらえるようにするのも大きな役割の一つ。文化も育った環境も違う人たちにどう接すればいいのか考え、まずは現地の人からしっかり話を聞き、コツコツ課題を解決していきました。メキシコでは製造領域の最上位を担う立場で、重責を背負っていました。海外拠点では本社のように限られた範囲を全うするのではなく、幅広い範囲を受けもつので、大変ではありますが、やりがいでもあり、自分自身のキャリアアップにもつながったと実感しています。中国では大雨で川が氾濫して工場がひざ上まで水没したことがありました。全ての設備を止めて掃除をして、一つ一つ確認して復旧させたのですが、非常に大変でした。こうした業務外のアクシデントも含め、海外で多方面の経験を積むことができたことは私の財産だと思っています。

ロスの発見は生産性UPのきっかけに
若いうちからチャンスをどんどん手にして

日々しっかり現場を見ていれば、たくさんのロスがあることに気づくはず。それらを一つ一つ改善し生産性を上げ、みんなで目標を達成する喜びを共有したいですね。個人的にはこれまで製造の経験しかないので、ほかの領域で私の能力や経験を生かせるような場があれば、そのような道も選択肢としてはあるかもしれないなと思っています。まだまだ未知の分野がたくさんありますから。部署にもよりますが、特に工場は比較的若いメンバーが多いと思います。頑張った分だけ評価され、さらに上のポジションやチャンスも与えられる風土なので、若い人たちは夢をもって、夢に向かって、チャンスをどんどん手にしてほしいですね。